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伝 説 降 臨 !

 かつて「大山道場」には大山倍達先生を中心とした「四神」(朱雀、青龍、玄武、白虎)が存在した。

 

 四人の空手家たちは、それぞれが他流の空手を修行し指導していた。彼らは大山倍達先生の技術と人格に惹かれ「大山道場」で稽古を始め、それぞれが持つスタイルと技術を道場生たちに指導した。

「四神」は、それぞれが強烈な個性と存在感を持ち合わせているために、決して交わり一つとなることはなかった。このようなまとまりのないスタイルが初期の「大山空手」であった。

 

 そんな「四神」の一人一人に師事し、各々の技術を叩き込まれたのが渡邊一久総師範ただ一人であった。

渡邊一久総師範は「水と油」の如く交わることのなかった「四神」の技術を体系立て、それを「大山空手」として完成させたのだ。

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